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狼陛下SS

【RPGパロディ】ハロウィン

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折角ハロウィンなので。
【萌え】RPG設定です。


魔王のお城で、ぱん!という音が響き渡った。
「トリックオアトリート!!」
黎翔にむかってクラッカーが解き放たれた。小さな紙片がぱらぱらとふり掛かる。
「…ゆーりん、これは?」
身体にかかった紙片をはらい落しながら、黎翔が尋ねる。
見ると、魔王の居室は蝋燭やカボチャなどで装飾されていた。
「ハロウィンよ」
「ハロウィン?」
「人間の国のお祭りなの」
「その格好、何?」
夕鈴は頭がかぼちゃのおばけ、身体は白いシーツのようなものをぐるぐる巻きにしたような格好だった。
魔王である黎翔が人間のお祭りなど知る筈もないので、夕鈴はハロウィンのことを軽く説明する。
「それで、そんな格好なんだ」
「面白いでしょ?」
夕鈴はその場でひらり回って見せる。
頭のカボチャが重いせいか、よろよろしている。
「で、さっきのとりっととかって言うのは?」
「あれは歌い文句でね、異国の言葉で、お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!って意味なの。ね、黎翔」
夕鈴は両手を黎翔の前に差し出す。
「トリックオアトリート!お菓子頂戴?」
かぼちゃの頭をしたまま、夕鈴は黎翔にお菓子を迫る。
口が綻ぶ。
青灰色の長いしっぽが左右にぱたぱたと動き出した。
夕鈴からは、甘い匂いと、微かな魔法の匂い。
そして、何故かそわそわしてる夕鈴。
「ん〜。僕お菓子持ってないなぁ」
「えっ?」
それは嘘だった。ここに来るまでに、人間の紅珠(何故か平和条約を結んだ後も、魔王の国に居座ってる)に小さな袋を渡されていたから。
この為だったんだなぁ、と思いつつ。
お菓子よりも美味しそうなものが目の前にあるのに、勿体ない。
被りものを株っていても、夕鈴の戸惑いが見て取れる。
「我が妃になら悪戯されてもいいな」
「え、えっと…」
「どんな悪戯をしてくれるのだ?」
そう言って、夕鈴との間を一気に埋める。
夕鈴もすかさず逃げるが、部屋の角まで追い詰めて、逃がさない。
「黎翔、ち、近い…」
夕鈴はお互い気持ちが通いあった後でも、近づくと直ぐに顔が赤くなる。
せっかくの赤い顔も今はかぼちゃの面で見られないけど、空気で伝わる。
「夕鈴、悪戯は?」
「え、えいっっ!」
追い詰められた夕鈴は、それでも反撃を試みようとしたのか。
白いひらひらの服の中から彼女の白く、細い手が出てきて、脇腹の辺りを擽る。
確かにこそばゆいが、それよりも彼女が余りに可愛らしくて、僕の中の狼を掻き立てる。
もっとじっくりいじめたかったけど。
「こ、こそばゆくないの?」
「可愛い攻撃だな」
「もう!!黎翔の意地悪!!」
うまく行かなくて夕鈴はじだんだを踏んだ。
そんな行為も可愛い。
僕も台詞を言ってみる。
「えっとトリックオアトリート?」
夕鈴は、一瞬むくれたけれど、隠し持っていたお菓子を取り出した。
「はい、どうぞ」
小さな袋の中にクッキーが見えた。
でも、これじゃあない。
袋を渡すと同時に、逃げようとする夕鈴の行く手を阻んで、
「ゆーりん、僕、もっと美味しそうなものがいいな」
夕鈴の頭のかぼちゃを持ち上げた。
「あっ!」
夕鈴が抵抗する間もなく、魔法の気配の正体が現れる。
かぼちゃの中から現れたのは、ゆーりんの可愛い顔と、黒い猫の耳。
かぼちゃを被る為か、普段高い位置で結わいてる髪はそのままたらしていた。
そして、抵抗する夕鈴から、白いひらひらの服を無理矢理剥がす。
その布をはがすと、黒いふわふわの素材の服が、胸と下半身を覆って。
それ以外の普段服の下に隠れた綺麗な素肌が顔を出していた。
「み、みちゃだめ!」
夕鈴は僕の手から右手で白い布を奪い返そうとする。
もう片方の手で身体を隠そうとするが、夕鈴の細い腕では隠しようがない。
「あ、ここれは違うの!紅珠がっっ…!」
お尻からご丁寧に黒のしっぽが見えかくれしている。
黒耳にそっと触れてみると、温かい。
「本物だ」
耳に触れると、夕鈴がぴくっとした。
「紅珠が魔法で…なかなか、とけなくて!!」
僕は肌が向きだしの夕鈴の腰を引き寄せ、首筋に唇を寄せる。
「可愛いよ、よく似合ってる」
夕鈴の弱い所を強く吸い上げると、小さな声と共に身体がのけ反る。
何度もキスの雨を降らせれば、いつものように腕が絡み付いて来る。
「黎翔…食べちゃ、いや…」
夕鈴の言葉だけの抵抗も、やがては甘い吐息に変わっていくのだった。





*********
お約束です。
何故なら折角のハロウィンなので。
時間がなくてぎりぎり。
甘甘にしたかったので、あえて【萌え】で叫んだRPG設定での二人を。




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